ロサンゼルスダウンタウンから約20キロ南にある、ロサンゼルス港とロングビーチ港を車窓でご案内させていただきます。 ロサンゼルスダウンタウンから、フリーウエイ110号線を南に行きますと、どんつきはサンペドロになります。
サンペドロ (San Pedro) はロサンゼルスの南にある、サンペドロ湾に臨む港湾地区です。ロサンゼルス港ともいわれます。 隣のロングビーチ港と合わせるとアメリカで一番大きな港です。 ロサンゼルス港とロングビーチ港をつなぐのは、 ビンセットトーマス橋になります。 ロサンゼルス港には、大きなクルーズ船が発着します。 週末には、お手頃な金額で楽しめるメキシコへのクルーズ船が人気でした。 かつてサンペドロは漁業により発展しました。 人工島ターミナル・アイランドの缶詰工場で働く日系人が多かったです。現在でも日系人コミュニティ・センターや仏教の寺院があります。
ロングビーチは、ロサンゼルスの南約30kmに位置します。 1960年代までは海岸のリゾート地として成長しました。アイオワ州をはじめとする中西部諸州からの移民が多かったことから、「海岸のアイオワ」と呼ばれました。 やがて油田が見つかり、軍事、港湾都市として発展しました。 造船・航空機などの工業が発達しました。最近はまた観光地として人気があります。 有名なのが、ホテルとして利用されていますイギリスを代表する豪華客船であった「クイーン・メリー」です。
クイーンメリー号は、1936年から現役で活躍していた豪華客船です。現在は船の内部はホテル、レストランと博物館として使われています。船の全長は310.7mもあり、外側から見ただけでもその大きさに圧倒されます。内部の見学では船のデッキに出ることもでき、船内を案内してくれる観光ツアーもあります。
ダウンタウンには大規模な水族館やコンベンションセンターがあります。「アクアリウム・オブ・ザ・パシフィック」は、カリフォルニアでも大きな水族館です。 館内はカリフォルニア沿岸や北太平洋、大西洋、インコの森などの幾つかのエリアに分かれています。ヒトデや魚に手で触れることができるエリアもあり ロングビーチ水族館には、入ってすぐのところにある実物大のシロナガスクジラにまず圧倒されてしまいます。館内はカリフォルニア半島周辺エリア、北太平洋エリア。熱帯(南)太平洋エリアの3つの地域の魚や鮫などを見られます。 実際にエイや鮫に手で触って見ることのできます。
ダウンタウンとマリーナをまたぐ再開発エリアにレストランや映画館、ショッピングモールやホテルを中心とした「The Pike」がオープンし、週末を中心に賑わっています。 ダウンタウンの一般道を使って市街地レース「ロングビーチ・グランプリ」が、毎年春に開催されます。1976年から1983年までF1アメリカ西GPが開催されました。 現在は、インディカー・シリーズのコースとして使用されています。
ロングビーチはパリに次ぐ世界第2の大きさのカンボジア人コミュニティがあります。 メキシコ人、エルサルバドル人といった中米系や、フィリピン人、ベトナム人、サモア人も多いです。 キャメロンデイアスとニコラスケイジがロングビーチ出身です。
冬は、ホエールウォッチングが人気です。毎年およそ2万頭ものクジラが、アラスカからカリフォルニア沖を通りメキシコまで産卵のために移動します。コククジラやザトウクジラ、シロナガスクジラがいます。クジラ以外にもシャチやイルカ、アシカ、アザラシのたくさんの海の動物がいます。 ザ・パイクは、ロングビーチで食事やショッピングにおすすめです。 コンベンションセンターと水族館の隣にあります。 観覧車やジェットコースター等がある遊園地が併設されている巨大アミューズメントエリアです。
アウトレットがあります。 主なショップ Nike、Columbia Sportswear, Converse, Cotton On, H&M, Levi’s Outlet, Nike Factory Store, G by Guess, Gap Factory, Sunglass Hut, Forever 21 お買い物メインで訪れるというよりは、ロングビーチ観光のついでに寄るのがおすすめです。全体的な規模としてはあまり大きくありません。芝生の広場や小さな観覧車があります。 ロングビーチの姉妹都市は、三重県四日市市になります。
冬は、ホエールウォッチングが人気です。毎年およそ2万頭ものクジラが、アラスカからカリフォルニア沖を通りメキシコまで産卵のために移動します。コククジラやザトウクジラ、シロナガスクジラがいます。クジラ以外にもシャチやイルカ、アシカ、アザラシのたくさんの海の動物がいます。